悠久の流れ、鴨川についてのお話。
京都 木屋町・河原町エリアにある当店『肉屋の台所 京都木屋町ミート』。
「黒毛和牛焼肉食べ放題」を一番の売りに、日々、心を込めたサービスをご提供しています。
当店の程近くを流れる、美しい「鴨川」。
「五重塔」「清水寺」と合わせて、“京都といえば思いつく三大観光地”の
ひとつと言っても過言ではないでしょう。
まだまだ暑い夏の夜。
ゆっくりと、そして静かに流れる涼しげな水音に、身も心も癒されます。
しかし、そんな鴨川、以前は荒ぶる神の化身として恐れられていたことを、ご存知でしょうか?
今回は京都三条河原町が世界に誇る「鴨川」について、まとめてみました。
・荒ぶる水神
鴨川の源流は京都の北西部。
流れていくうち、高野川と合流しながら川幅を増していきます。
そのとうとうとした水の流れは、古の人々にとって、「神」を思わせるには十分なものだったのでしょう。
京都といえば、「安倍清明」などに代表される陰陽師の本拠地でもありました。
朝廷のある京の都を守るべく、陰陽師たちの指示を受け、自然や神の力を取り入れられるよう、街を作り上げていきます。
現在に残る京都の町並みも、四神の力を取り入れられるよう作り上げた名残なんですよ。
その中で、鴨川も「東の青龍」として神聖視されてきました。
しかしながら、鴨川はその水量の多さから、何度も氾濫を繰り返します。
昔の人々にとっては、「神の怒り」そのものに感じられたことでしょう。
飢饉や疫病も絶えることの無かった古の京の都では、いかにして神の怒りを鎮めるかが
重要な課題になっていました。
・治水~神との対話~
神の怒りを鎮めるため、京の人々は「防鴨河使」という、堤防を築く専門職を作ります。
かの白河法皇でさえ「賀茂河の水、双六の賽、山法師、是ぞわが心にかなわぬもの」と嘆いたといわれるほど、その治水は単なものではありませんでした。
この治水には天下人・太閤秀吉も力を入れていたとのことで、当時の人々の真剣さも伺い知ることができます。
秀吉の手がけた「御土居」は、現在もなお鴨川に残っていますので、是非ご覧になってみてくださいね。
そうした努力が実り、今では京都・三条河原町の街を美しく彩るものとなった鴨川。
人々の切なる願いを、神様も聞き入れてくれたのでしょうか…。
・鴨川の都市伝説?
さて、そんな鴨川には、現在もなお「不思議な力」が宿るとされています。
近隣の人々の間でまことしやかに語られる都市伝説をご紹介してまいりましょう!
「鴨川等間隔」
知っている方は、このキーワードで「ああ、あれか。」となっていただけるかと思います。
多くのカップルが訪れる鴨川。
歩き疲れると、川を臨むように河川敷に腰掛けます。
するとどうでしょう。
不思議なことに、そのカップルたちとカップルたちの間が、すべて大体同じ間隔ではないですか…!
この現象は一時期ネット上でも話題になり、論文も出されたほど。
おそらく、カップルたちも
・他のカップルの邪魔にならないように
・自分たちの会話も聞こえないように
・なんなら暗くなったときにかも見えないほうがいいな…
などなどの考えを巡らせた結果が、そうして現れているのでしょう。
パーソナルスペースが関係しているという結果もあるそうで…。
鴨川の水よりも深い、それが「鴨川等間隔」なのでしょう。
いろいろな考察が拝見できますので、気になる方はググってみてもいいかもしれません。
実際に足を運んで眺めるも良し、等間隔の一組になってみるも良し。
あなたの楽しみ方で、鴨川を満喫していただければ幸いです。
・終わりに
さて、ここまで京都の街を流れる
「鴨川」についてお話してまいりましたが、いかがでしたでしょうか。
はるか昔から悠久の時を越えて京都の街を見守ってきた鴨川。
その美しさに見惚れた後は、是非当店でのお食事もお楽しみいただければと思います。
「木屋町ミート」では現在、8月31日までの期間限定で
通常¥5,480の黒毛和牛焼肉食べ放題コースを
¥3,939のサンキュー価格でご提供しております!
さらに!
このHPからご予約いただいたお客様には、
サプライズにもぴったりの「肉パフェ盛り」でのご提供もしちゃいます!
今だけのこのチャンス、見逃せませんよ!
今年の夏も、もうすぐ終わり。
あなたのひと夏の思い出を、ぜひ当店で。
「木屋町ミート」スタッフ一同、心をこめておもてなし致します。
それではまた、次回更新でお会いしましょう。
【肉屋の台所 京都木屋町ミート】
京阪 三条・バス三条河原町 各徒歩3分
住所 〒604-0961 京都府京都市中京区木屋町三条下ル一筋目東南角 黄桜木屋町ビル3F
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